お知らせ

セカイモジと学習アプリの更新を、新しいものから並べています。

セカイモジ

文字の記事を5本公開しました

文字のセクションに記事を5本公開しました。 このセクションはこれまで見出しだけがあって中身が準備中の状態でしたが、 トップページと各ページの端に並んでいる6つの字は、すべて記事に繋がるようになりました。

公開した記事

  • アルメニア文字:1600年のあいだ、一度も別の文字に置き換えられなかった経緯
  • グラゴル文字:スラヴ語で礼拝してよいかという争いの中で作られた文字
  • キリル文字:キュリロスの作ではないこと、そして18世紀に形を作り替えられたこと
  • ソ連の文字政策:トゥヴァ語とチュクチ語が、10年ほどのあいだに文字を二度替えられた話
  • 繁体字:簡化を採用しなかった側から見た漢字

記事どうしは相互に繋いであります。どこから読み始めても、関係のある別の記事に辿り着けます。

書かなかったこと

このサイトは、確認できていないことを本文に書かない方針で運営しています。 今回、書けるはずだったのに書かなかったものが3つあります。

1つ目は、チュクチのテネヴィルという人物が独自に作ったとされる文字です。 事実であればこのサイトの主題そのものにあたる話ですが、 確認に使えた資料の水準がこのサイトの基準に届かなかったため、記事に入れていません。

2つ目は、チュクチ語の話者数です。出典によって数字の開きが大きく、 公表年によっても変わります。出典と参照年を添えて書ける状態になってから出します。

3つ目は、キリル文字が成立した年です。場所と、作った人たちの世代までは特定できましたが、 年を1つに定めることはできませんでした。記事では「9世紀の終わり」までにとどめています。

記事の確からしさについて

記事には、断定してよい記述だけを載せた記事と、定説が割れている事項を含む記事があります。 後者にあたる記事は、本文の冒頭にその旨を表示し、該当箇所を本文中で示しています。

今回の5本は、いずれも百科事典や学術系の資料を複数突き合わせて書いています。 一次資料そのものには当たれていません。この限界も含めて、 判断の経緯はリポジトリ内の記録に残しています。

まだ無いもの

制作者の署名と連絡先は、引き続き空欄のままです。 記事の書き手の名義も、これが決まった時点でまとめて差し替えます。

学習手法と言語ごとの記事は、まだ1本もありません。

セカイモジ

セカイモジを公開しました

セカイモジは、文字(書記体系)と、その文字で書かれる言語について書く記事サイトです。 骨組みができたので公開しました。

いま見られるもの

トップページに、このサイトが扱う6つの文字を並べています。 アルメニア文字、グラゴル文字、キリル文字、キリル文字を書くために作り足された字が2つ、 そして繁体字です。どれも押せば、その文字の記事へ行きます。

その下に、6つの文字が使われてきた場所の地図があります。 地図に置いてあるマーカーは、国旗でも紋章でもなく、その文字そのものです。

セクションは4つあります。

  • 文字:書記体系そのものの歴史。どこで生まれ、誰が使い、何に置き換えられたか
  • 言語:言語ごとの入口。行き先がどこなのかを、言語ごとに書きます
  • 学習手法:学習の設計について
  • アプリ:学習アプリへの導線。無料・登録不要・オフラインで動きます

まだ無いもの

記事の本文がありません。各セクションは器だけの状態です。

まず文字の記事から書きます。最初はアルメニア文字とグラゴル文字の2本です。 制作者の署名と連絡先も、まだ空欄のままです。

作り方について

このサイトが扱う題材の性質上、表示の細部が内容そのものになります。 そのため、いくつか普通と違うことをしています。

  • 6つの文字はフォントではなく SVG のパスで持っています。 グラゴル文字と、チュクチ語のために作り足されたキリル文字は、 環境によっては表示できません。字形を自前で持てば、豆腐(□)になりません
  • 地図に国境線を引いていません。海岸線だけのデータを使っています。 国境はこのサイトの主題ではないので、そもそも国境を持たないデータを選びました
  • JavaScript を使っていません。配信しているスクリプトは 0 バイトです
  • 書体は日本語も含めてすべて自前で配信し、そのページで実際に使う字だけに絞っています

更新はRSS フィードでも受け取れます。