このサイトについて

セカイモジは、文字(書記体系)と、その文字で書かれる言語について書く記事サイトです。 姉妹プロジェクトとして、いくつかの言語の学習アプリを別途公開しています。

なぜ作っているか

日本語では、東アルメニア語や古代教会スラヴ語のように、 まとまった学習手段がほとんど存在しない言語があります。 情報がないのは需要がないからではなく、 インターフェース(教材・辞書・入力手段)が用意されてこなかったためです。

モダンな Web 技術でその欠落を埋め、 多様な言語文化にフラットにアクセスできる状態をつくることを目的にしています。 そのため、アクセシビリティ(コントラスト、キーボード操作、動きの抑制)を 品質目標ではなく前提として扱います。

なぜこの6つなのか

扱っている6つは、珍しい言語を集めたものではありません。 並べているのは言語ではなく文字で、 アルメニア文字、グラゴル文字、キリル文字、 キリル文字に書き足された字、繁体字が一続きになるように選んでいます。 それぞれの文字がどこから来たのかは文字のセクションで書きます。

そのため、日本語の教材が多い言語も入っています。 ロシア語と台湾華語がそれで、この2つを「資料が少ないから扱う」とは説明できません。 入っているのは、文字の側から見て外せない位置にあるからです。 ロシア語はキリル文字を最も大きな規模で使っている言語であり、 台湾華語は簡体字を採用しなかった側です。

そのぶん、この2つは切り口を絞ります。 ロシア語は『ボリス・ゴドゥノフ』を読むためのロシア語として扱い、 ロシア語全般の入門は書きません。台湾華語は繁体字と台湾で使われる語彙に絞り、 簡体字と大陸の普通話を前提にしません。 残りの4つ(東アルメニア語、古代教会スラヴ語、トゥヴァ語、チュクチ語)は、 日本語でまとまった資料がそもそも少ない言語です。 この2種類を同じ言い方で説明しないようにしています。

扱うもの・扱わないもの

  • 扱う: 文字の歴史、学習設計の考え方、言語ごとの入口
  • 扱わない: 未検証の史実・言語データ(諸説あるものは「諸説ある」と明示します)
  • 扱わない: 会員登録・コメント・いいね等のコミュニティ機能

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